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    [shop]ウェブグリップ『スナッチ』 

    ロシアのソウズスラックラインズよりウェブグリップが入荷しました。


    1インチ用のSNATCH V2.2

    2インチトリックライン用のSNATCH V2.2T

    の2種類。


    ウェブグリップのブランドと言えばやはりライングリップ社。その名の通りライングリップが売りです。強度やスリップ値も高いので安心で長く使えるシェアNo.1プロダクトです。

    その分、値段もNo.1...。

     

    近年はより軽く小さく値段も抑えたマイクロタイプの製品も各ブランドから販売されるようになったので用途に合わせて商品を選べるようになりました。
    高いテンションは求めず、道具を軽くしたいならチト

    憧れのライングリップブランド、廉価版のライングリップnano

    等、金属パーツを減らしダイニーマロープを代用して軽量化したものが主流になりつつあります。

    そんな中、ロシアからスナッチシリーズの登場。
    スナッチV2.2は1インチ用のウェブグリップで最大26mmまでのウェビングに使用できます。重さは約110gで同時に使うことの多いローレックスよりも軽いので設営時に身に付けていても邪魔に感じにくいです。
    スナッチV2.2Tの方は名前に”T”が入る通り2インチのトリックラインのテンショニングが行える品です。運用強度は10kNもあるので長いトリックラインにも対応しています。ライングリップ社のトリックライングリップは45,000円するのに対してスナッチV2.2Tは14,700円と値段は1/3。さらに重量は210g(TLGは729g)と持ち運びも楽です。

    スナッチV2.2Tをソウズスラックラインズが推奨するラチェットとウェブロッカーを使った3:1システムでの張り方で実際に張った時のレビューを以下にお伝えします。

    素材は航空機にも使用されるジュラルミンと呼ばれる硬くて軽いアルミニウムの中でも最も頑丈な金属でできていて、とても軽いです。2枚のプレートの内側にはビブラム製のラバーが貼られていて、その面でウェビングを挟んで引っ張るシンプルな構造です。上下のプレートの向きが分かりやすいようにバイカラーでの配色になっています。今まで2インチのウェブグリップはTLG一択だったので圧倒的な軽さに驚きです。これはプレートに挟み込む力をかける機構が金属ではなくダイニーマロープで構成されているからで、値段が安いのも構造が単純化できたからだと感じます。スナッチを使ったリギング方法は色々ありますが、一番シンプルでブランドが推奨する3:1システムでセットしてみました。ウェブロッカーから余ったテール部分をラチェットで巻き取りながらスナッチを引っ張る方法になります。

    使用したラインはSIのトリックラインを27mで木に150cm高で張りました。Aフレームは使わずライナー張りです。ウェブロッカーにはパドルFXを使用しました。ラチェットはSIのロングアームラチェットです。

    ※反対側のアンカーにはスローリリース付きのラチェットをセットしてテンションは掛けず仮留めの状態です。スローリリースをセットしないと外せなくなるので注意です。

    この時のテンションは1kNでした。

    システムアンカー側のラチェットが満杯になるまで巻き取って3.3kN。
    ラチェットを開放してまた満杯になるまで巻いて5.4kN。このようにラチェットでの巻き取りと開放を繰り返す事で好みのテンションにセットが出来ます。三回目の満杯で8.1kNまで上がりましたが、解放時に7.5kNまで下がりました。テンションが高まる程、解放時の数値の戻り値も差が大きく生じます。通常であればここで十分なテンションなので逆サイドのラチェットでテンションを補えばこの時点でトリックラインとしてプレイ出来ます。ここから先は実験的にさらにテンションを掛けてみました。ラチェットに四回目の巻き取りを行って8割程巻いた状態で10kNになりました。

    ※スナッチV2.2Tの運用強度に達している為、真似しないでください。
    ここまで成人男性が一人でテンショニングしていますが、10kNで成人女性に代わってもらったところラチェットを動かす事が出来ませんでした。これは握力や体重の差が大きく作用するところで、やはり女性がラチェットで10kN以上を引くのは至難の業ですが、そこでエクステンダーハンドルを装着してもらうとテコの原理により動かす事が可能になり女性でも11kNを超えました。しかし27mもの長いセッティングなので同時にウェビングの伸びも発生してきて放置しているだけでも10kNまで数値が下がりました。

    <注意事項>

    ・ラチェットのサイズが変わっても巻き取り量は大きく変わらないので、どのブランドのラチェットでも三回目の満杯で十分にテンションが保てるのでここでの3:1システムは3回までで終えましょう。それ以上は逆サイドのラチェットでテンションを補いましょう。

     

    ・ブランド物のラチェットでハンドルが長い物ほど楽にテンショニングが出来ます。強い負荷が掛かるのでホームセンター等で買える安価なラチェットは使用しないでください。

     

    ・3回目のラチェット解放時には大きな音と反動が発生するので注意してください。

     

    ・ウェビングに滑り止めのラバーグリップが施されたモデルを使う場合はラバーが無い場所にスナッチをセットしましょう。ウェビングのラバーが剥がれてスナッチに付着するおそれがあります。

     

    ・ウェビングに砂や汚れが付着したままスナッチで挟むとビブラムラバーが傷ついたり劣化の要因となるので注意してください。

    スナッチとラチェットの接続はシャックルとカウヒッチ45を使用しています。